Tax MLで話題になった本ですが、先日図書館で借りてきました。本当にとてもよい本だと思います。手許に置いておきたいと思ったので購入しようかと思っています。
この本のテーマは「なにを学び、なにを学ぶのか」です。7人の著名な先生による講義で、次のようになっています。
1時限目 国語 金田一秀穂
2時限目 数学(計算問題) 鍵本聡
3時限目 数学(図形問題) 高濱正伸
4時限目 英語 大西泰斗
5時限目 理科(物理) 竹内薫
6時限目 社会 藤原和博
課外授業 石井裕之
一番印象に残ったこと、それは「国語が出来ない人は数学も出来ない」という部分です。この本には次のようなことが書かれています。
---------
計算問題はできるけど、文章題ができないという人は、数学力だけでなく国語力という観点から考えてみるべきかと思います。
もちろん、数学の文章題では文学作品のような難しい文章が出るわけではありません。しかし、試験問題、特に文章題というのは、「出題者との対話」なんですね。文章題が苦手というのは、出題者とうまく対話できていない、ということなのです。
相手がなにを問うているのかがわからない。いろいろ書いてある中で、「要するになにを求められているのか」が見極められない。だからこそ、問題が解けなかったり、とんちんかんな解答を返してしまうのです。
そうではなく、文章題が出たときには出題者との対話が成り立つように、解を進めていくようにしましょう。
このあたりは「詰める力」の中の「要約力」になります。
----------
このことって税理士にもいえますよね。お客さんとのコミュニケーション、お客さんが何を求めているのか、自分が何を提案したいのかなど、お客さんとの対話が成り立たないと会計・税務の知識があっても役に立ちません。
この本には他にも日頃の仕事にも生かせるような話がてんこ盛りです。是非皆さんに読んでもらいたいと思います。久しぶりによい本に出会いました。

0 件のコメント:
コメントを投稿