2008年9月1日月曜日

私の税理士試験⑥

 今回は消費税について書きたいと思います。最初にお断りしておきますが、消費税法は2回受験して2回とも不合格でした。よって合格体験記ではなく不合格体験記?(そんなのあるの?)になっています。

 法人税と相続税を受験した後、相続税は不合格だとわかっていましたが法人税が微妙だった為、年内で1回転でき、実務でも重要な消費税を年内完結で受講しました。相続税をやり直す選択肢もあったのですが、法人税が不合格だった場合、法人税と相続税の二科目受講することは無理だったことも消費税を選択した理由の一つです。

 消費税は条文数も少ないことから、受験生の多くはTACでいう理論マスターをほぼ暗記してきます。近年は傾向が変わっているようですが、計算は納付税額勝負ということもあったように聞きます。最近は納税義務の判定、基準期間の課税売上高などの計算の前提となる判定の部分が難しくなっており、また変動と転用も出題され、課非判定も迷うようなものを入れてきているため納付税額勝負にはなっていないようです。また、簡易課税の問題も出題されなくなりましたよね。その代わりにマニアックな国等の特例が出たりしているようですが・・・

 事業会社時代を含め実務経験が長いため、消費税の一般的な知識はありましたが、一番苦労したのは理論です。国税の中では一番最近出来た法律であることから、法人税、所得税、相続税と比較すると言い回しが違います。印象としては、「くどい」ということしかありません、あくまでも個人的な感想ですが・・・理論の言い回しになれることが最後までできませんでした。だから理論暗記もなかなか進まないという悪循環に陥っていました。

 続いて計算ですが、こちらは思っていた以上に書くことが多いのが印象でした。この時は法人税と相続税しか勉強したことがありませんでしたが、計算で書く量としては一番多いのではないでしょうか?また計算欄も広いため、自分である程度の目安をつけてレイアウトを決めて解答しなければなりません。

 1年目は年内完結→上級と進みました。(法人税、相続税ともに不合格だったため、法人税上級との掛持ちです)法人税のところでも書きましたが、この年は法人税の理論を全部暗記するつもりだったので、どうしても消費税の勉強時間は少なくなっていました。どちらかというと、法人税の勉強に飽きたら気分転換で消費税という感覚でした。このような感じですから、当然本試験も不合格となりました。

 2年目は9月から相続税の年内完結を受講しながら、法人税と消費税の結果を待っていました。12月の発表で法人税に合格し、相続税一本での受験を考えましたが、年内の相続税の仕上がりもよく、消費税の判定もよかったので年明けから消費税の上級を申し込みし、官報を狙いに行きました。

 相続税は1年間もブランクがあるとはいえ2回目ですし、年内完結からの上級であったため順調に進んでいました。昨年の反省から、消費税の理論暗記時間を確保するようにしながらの二科目受験でした。消費税の理論は全て暗記する意気込みでしたが、相続税の理論暗記とのバランスで実現できず、ABランクとCランク少し程度までで終わってしまいました。(相続税については後日書きます)

 相続税と消費税の受験を終えて、9月からの予定を考えました。実務の中で所得税の必要性を感じていたため、仮に官報でも所得税は勉強しようと思っていましたので、9月からは所得税レギュラーコースを申し込みしました。結果は、、、官報に名前はなく、相続税のみ合格でした。この時点で所得税と消費税の二科目受験を考えましたが、前にも書きましたが条文数が少ない消費税は受験生のレベルも高く、ワンミスでアウトという面もある為、今年で税理士試験最後の年とするために消費税の受験を諦め、所得税1本で官報を目指すこととしました。

 最後になりましたが、消費税の受験時代に使用したテキスト等は次のとおりです。

 1年目 TAC年内完結コース、上級コース テキスト、トレーニング
     TAC上級コース 上級演習
     TAC理論マスター、理論ドクター
     TAC 基礎答練、的中答練、全答練
 2年目 TAC年内完結コース、上級コース テキスト、トレーニング
     TAC上級コース 上級演習
     TAC理論マスター、理論ドクター
     TAC 基礎答練、的中答練、全答練、ファイナルチェック

 最初にお断りしましたが、消費税は合格できなかったため参考にならないかもしれません。次回は相続税について書きたいと思います。

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