2008年9月4日木曜日

私の税理士試験⑧

 今回は最後の科目、所得税について書きたいと思います。

 所得税は実務で必要性を感じて始めた科目ですが、税理士試験最後の受験科目でもあります。7回目の試験にあたり、もうこれ以上受験したくないという思いから一発合格を目指して1科目に絞りました。

 レギュラーコースで受講しましたが、講師の話ではカリキュラムが変わり、年内で基本論点を1回転し、年明けから応用論点を含めて1回転するとのことでした。年内完結より多少軽い内容を週2コマで1回転させるわけですから復習はとても大変でした。テキストの読み直しとトレーニング、ミニテスト・実力テストの解き直しが中心です。年内は計算についていくのが精一杯で、理論暗記までは手が回りませんでした。ただし、ミニテスト、実力テストで予告された理論は暗記しましたが、まわすまではいきませんでした。

 12月の発表で残り1科目が確定した為、ますます最後の受験にしたいという思いが強くなりました。この年は日商簿記からの受験友達以外にも大勢の友達が出来、同じ所得税を勉強している方も多く、他の講師の話も聞けたりとためになりました。しかし、他の友達は年内完結+上級の方がほとんどで、レベルは当然私より数段上です。話を聞いて焦りを感じたのは理論の数です。所得税の計算問題は解けない問題が多い為、理論勝負だと思います。その友達が覚えたという理論は優先して暗記していきました。理論マスターは62題の理論がありランク表にあがったのは40題、うち39題を暗記して追加した理論が9題でした。法人税、相続税の時と同じように、ゴールデンウィークからは理論中心に全部暗記するつもりでまわし始めました。

 計算のほうはまあまあの感じでした。ゴールデンウィーク前に講師に相談したところ、市販教材の個別計算問題集をやって弱点を補ったら?とのアドバイスをもらった為、ゴールデンウィークに1冊解きました。これはかなりの効果があり、答練が始まって成果が出てきました。この方法は本当にお勧めです。

 以降、直前期は理論まわしと基礎答練と的中答練の解き直し、補助問題の解き直しを中心にし、間違ったところは個別計算問題集に戻って復習しました。最後の受験にしたかったこともあり、この年は他の専門学校の問題も解きました。理論は読んで柱上げだけ、計算は解けそうなところだけ解きました。問題の与え方も回答方法も違うところがあるので、全部解くと不安になると思ったこと、時間的余裕がないことからこの方法をとりました。あとは市販教材の総合計算問題集のAランクのみ1回解きました。

 最後の受験にしたかったため、講師には何度も相談に行き、合格する為には何をすればいいか?よく質問しました。言われたことは全てやったつもりでしたので、本試験は意外と落ち着いて受験できました。解答解説会での自己採点ではボーダー少し上、理論が少し弱いかも?という感じでした。合格してもおかしくないし、不合格だとすれば理論が少し弱いところという感じでした。合格を信じて9月からは何もせず結果を待っていましたが、無事に12月に官報に載ることが出来、7年間の受験生活が終わりました。

 周りの人に言われたこと、最後の年はよく飲みに行っていたようです。メリハリをつけていたつもりなのですが、周りは「大丈夫かな?」と思っていたようです。法人税の3年目からですが、4月頃から本試験まで、朝勉強するようにしていました。自習室が開く(使える?)と同時に入り出勤まで2時間程度勉強、夜は理論マスターを読む程度、週末は朝一番から夕方まで勉強していました。この方式が自分には合っていたようです。

 所得税の受験で使用したテキスト等は次のとおりです。

 TACレギュラーコース テキスト、トレーニング
 TAC個別計算問題集、総合計算問題集(Aランクのみ)
 TAC理論マスター、理論ドクター
 TAC基礎答練、応用答練、的中答練、全答練、ファイナルチェック
 他の専門学校の問題(いろいろと種類はありましたが忘れました)


 これで科目別のお話は終わりです。機会があればこの7年間で感じたことの総括を書きたいと思います。

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