2008年9月28日日曜日

同族会社の売却と清算がわかる本

 実務で事業譲渡と清算をやることになるかもしれない!ということで、全く経験のない私は入門書を探していましたが、同族会社を対象にしたわかりやすい入門書がありましたので購入しました。



 この本は「同族会社を終わらせる」という前提で書かれていますが、基本的に右ページは文章で説明、左ページは図解となっており、読みやすいですしイメージしやすいと思います。「会社を終わらせる」という観点で書かれていますが、「会社を終わらせる」というと清算とか破産、売却が思い浮かびますが、株式交換、分割、合併などの組織再編を含めての解説となっており、組織再編に興味のある私としては平易に1冊の本で説明してあるのは助かりました。組織再編税制について再勉強しようと思っていますので、その際にも簡単な概要の整理、とっかかりとしてもよいと思います。

 プロローグ 会社を終わらせる前にすること
 第1章   会社を終わらせる4つの方法
 第2章   会社を丸ごと売却する
 第3章   株式交換で会社を譲渡する
 第4章   事業の一部を売却する
 第5章   会社を分割して譲渡する
 第6章   会社を合併させる
 第7章   会社を整理・清算する
 第8章   会社の破産申し立てをする

 読んで認識したこと、第2章から第6章までは税理士試験の法人税法で組織再編を勉強している為、税法の取扱いは理解できます。(そうだったなぁ・・・という程度ですが)しかし、会社法の規定については理解していない為、きちんと勉強する必要がありますね。第7章も受験で多少やりましたがメイン論点ではない為苦手。さらに会社法の規定も理解できていません。第8章については破産法が関係してきますが、こちらも理解していないというか内容を知りません。もっといえば破産法に限らず、このような論点で関係する会社更生法、民事再生法も勉強していません。詳しく理解する必要はないと思いますが、一度ふれておく必要はあると再認識しました。

 買いだめしていた実務書は残り1冊となりました。また目新しいものを探してこようかと思っていますが、自分の知識を整理する為にも、また新しく又は再度勉強する為にもレジュメのようなものを作成しようかと思います。

2 件のコメント:

kimutax@税金まにあ さんのコメント...

「会社を終わらせる」というと、後ろ向きなイメージでしたが、これからは、他人承継等も含めて、第二の人生に向けた前向きな会社のEXITを税理士も提案できなくてはいけないですよね!私も参考にさせて頂きます!

suetax さんのコメント...

 kimutaxさん、コメントありがとうございます。そうなんですよね。「会社を終わらせる」というとマイナスイメージが先行してしまいます。考えてみれば前向きなこともあるんですよね。前向きな仕事のほうがやりがいもあるので、前向きに仕事をもっていきたいと思います。