2009年5月7日木曜日

給与明細は謎だらけ

 久しぶりに読んだ本を紹介したいと思います。



 以前にも紹介したことのある、立命館大学の三木先生の著書です。サブタイトルにもあるとおり「サラリーマンのための所得税入門」として、読み物としても面白いと思います。内容は税理士であれば知っていることですが、図解や統計データ、国際間比較などもあり、租税教育のネタとして使えるなぁと思いました。以前に行った専門学校向けのシナリオの手直しに使おうかと考えています。

 第1章 給与明細の謎
  (1)税金のかかる手当・かからない手当
  (2)給与から引かれているもの
  (3)「税金の取られすぎ」を確める
  (4)日本人の給与
 第2章 必要経費の謎
  (1)給与所得控除
  (2)特定支出控除
  (3)実額税額控除
  (4)通勤車が壊れたら
 第3章 控除の謎
  (1)基礎控除
  (2)子どもと両親の扶養控除
  (3)配偶者控除
  (4)医療費と保険料
 第4章 年末調整の謎
  (1)年末調整は必要か
  (2)年末調整のしくみ
  (3)調整後のやり直し
  (4)源泉徴収のまちがい
  (5)確定申告が必要な場合
  (6)住民税の申告
 第5章 出向・解雇・倒産と税金の謎
  (1)派遣
  (2)出向・転籍
  (3)海外勤務・海外出向
  (4)退職・転進助成金
  (5)会社破産・解雇・失業保険
  (6)退職年金制度の破綻
 第6章 退職金・年金と税金の謎
  (1)退職金
  (2)年金
  (3)離婚
  (4)相続税

 以上のように、サラリーマンが一生のうちに触れるであろうと思われる内容が容易に解説されています。実務であまり出てこないようなことも書かれているので、読んでいて思い出したり再確認できる部分もありました。スラスラと読めると思いますので、一度読まれてはいかがでしょうか?三木先生の本は読みやすいですし、説明の仕方など、とても参考になりますよ。

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