2009年10月18日日曜日

一澤信三郎帆布物語

 今日は、京都にある有名なカバン屋さんの本を紹介します。 




 新聞でもかなり報道されたのでご存知の方も多いと思いますが、「一澤帆布」というお店(ブランド)でしたが、相続時に2通の遺言書が出てきたことによって兄弟間の権力争いが起こりました。裁判で争いましたが、「一澤帆布」から追い出される形となった弟が職人さんや地元の人に支えられ「一澤信三郎帆布」を立ち上げ、最終的には裁判で勝訴するというものです。相続問題は最初と最後に出てきますが、本の内容は「一澤信三郎帆布」の生い立ち、経営方針などが中心のものです。

 はじめに-逆風を追い風にして
 第一章 お家騒動
 第二章 信三郎帆布の挑戦
 第三章 3代目信夫が語った「一澤帆布物語」
 第四章 帆布かばんができるまで
 第五章 小さくてもオンリーワン
 おわりに-真摯なもの作りは、続く

 中心人物である信三郎さんの人柄、信念、仕事に対する姿勢が伝わってきて、読んでいてどんどん本に引き込まれていきます。特に感じたこと、「丁寧な仕事をしていれば人は見てくれている、そして信用につながる」ということです。自分自身の職業も信用第一ですが、常に丁寧な仕事を心がけていきたいと思います。

 私自身、一澤信三郎帆布のカバンは持っていませんが、街中ではよく見かけます。これを機会にホームページを見ましたが、残念ながらお店は京都の1店舗のみのため、カタログ販売になってしまいます。この本でも「製造直売でないと、なかなか目が届かないというか、納得のいくものができにくい」と信三郎さんがおっしゃっています。このようなこだわりのカバンなんですね。この本を読んでよくわかったとともに、カバンを買いたくなってしまいました。機会を見て、カタログ請求をしてみようと思います。

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