2008年9月30日火曜日

明日から10月

 今日で9月も終わりです。3月決算法人は今日が第2四半期末(中間決算とは言わないようですね)です。

 私のお客さんは9月決算法人はありませんが、3月決算法人は沢山あります。そのうち上場しているお客さんもいるため、9月月次は来週がピークになりそうです。既に「締めは○○日なので○○日は空けておいてください」なんて依頼もきてますし・・・本決算はないにしても8月決算法人が3社ありますので、来月は確定申告書を3本作ることになります。あまり大きなボリュームのある法人はないので、スケジュールさえ合えば問題なく終わると思っています。

 明日から今週一杯は外出の予定だったのですがキャンセルになりました。来週に回していた仕事を明日から始めることにしますが、忙しさにかまけて相続税の試算を後回しにしていました。明日はこの試算を優先して行い、その後に来週予定していた作業に入ろうかと思います。

 先日、登録政治資金監査人制度の研修を受け、登録しようと関係書類を集めていましたが、税理士であることを証する書類が準備できていませんでした。日本税理士会連合会が証明書を発行してくれるのですが、その申請書を東京税理士会へ提出してきました。証明書が届くまでに1週間程度かかるようですので、登録申請書、宣誓書、写真を用意して、証明書が届き次第、総務省へ登録の申請をしようと思います。先日の研修会の内容は、自分の整理の為にもアップします。

 明日から10月、ネクタイ締めて上着を着て気分一新、頑張りますか!でもスーツは夏物です、電車の中とか歩くと暑いので・・・10月中旬くらいまでは夏物を着ようかな???

2008年9月29日月曜日

リフレッシュ完了!?

 土曜日から今日までの3日間、ゆっくりと休みました。伊豆の温泉に行って美味しいものを食べて、温泉に入って・・・アジの干物が好きなのですが、帰りに「トロアジ」の干物を買って帰り、先ほど焼いてビールを飲みながら食べました。美味い!!!最高ですね。

 3日間休んだと書きましたが、毎日何件かは仕事の電話も入りました。でも気分はリフレッシュできました。仕事のメールを先ほど見ましたが、明日以降、忙しくなりそうです。でもリフレッシュできているので、明日からまた頑張って仕事しようかと思います。

 このオフに読みたかった本、実務書は読みませんでしたが小説系は全て読めました。明日からは長袖のワイシャツにネクタイと上着という、通常のスタイルに戻りますし、読み残している実務書も読み始めようかと思います。今日までの休みも、ある意味、区切りになりますよね?さて、明日からまた頑張りますか・・・

2008年9月28日日曜日

同族会社の売却と清算がわかる本

 実務で事業譲渡と清算をやることになるかもしれない!ということで、全く経験のない私は入門書を探していましたが、同族会社を対象にしたわかりやすい入門書がありましたので購入しました。



 この本は「同族会社を終わらせる」という前提で書かれていますが、基本的に右ページは文章で説明、左ページは図解となっており、読みやすいですしイメージしやすいと思います。「会社を終わらせる」という観点で書かれていますが、「会社を終わらせる」というと清算とか破産、売却が思い浮かびますが、株式交換、分割、合併などの組織再編を含めての解説となっており、組織再編に興味のある私としては平易に1冊の本で説明してあるのは助かりました。組織再編税制について再勉強しようと思っていますので、その際にも簡単な概要の整理、とっかかりとしてもよいと思います。

 プロローグ 会社を終わらせる前にすること
 第1章   会社を終わらせる4つの方法
 第2章   会社を丸ごと売却する
 第3章   株式交換で会社を譲渡する
 第4章   事業の一部を売却する
 第5章   会社を分割して譲渡する
 第6章   会社を合併させる
 第7章   会社を整理・清算する
 第8章   会社の破産申し立てをする

 読んで認識したこと、第2章から第6章までは税理士試験の法人税法で組織再編を勉強している為、税法の取扱いは理解できます。(そうだったなぁ・・・という程度ですが)しかし、会社法の規定については理解していない為、きちんと勉強する必要がありますね。第7章も受験で多少やりましたがメイン論点ではない為苦手。さらに会社法の規定も理解できていません。第8章については破産法が関係してきますが、こちらも理解していないというか内容を知りません。もっといえば破産法に限らず、このような論点で関係する会社更生法、民事再生法も勉強していません。詳しく理解する必要はないと思いますが、一度ふれておく必要はあると再認識しました。

 買いだめしていた実務書は残り1冊となりました。また目新しいものを探してこようかと思っていますが、自分の知識を整理する為にも、また新しく又は再度勉強する為にもレジュメのようなものを作成しようかと思います。

2008年9月26日金曜日

忙しさも一区切り

 今月頭から続いていた重い仕事、今月は週休1日で平日も休日も遅くまでの作業が続いていました。時々は息抜きしていましたが・・・その仕事も今日で一区切りとなりました。今後のお話をしに会社へお伺いし社長とお話しましたが、年内に仕上げる必要のある仕事をお任せいただけることとなりました。またしばらくは忙しい日々が続きそうです。

 こういう時は何故かいろいろと仕事が入ってくるものなんですね。デューデリが1本、相続対策が1本入ってきました。まだどうなるかわかりませんが、どちらも興味のある仕事なので実現するといいなぁと思っています。

 明日は子供の運動会なのでカメラマンになってきます。そして日曜月曜と温泉に行ってリフレッシュしてこようと思っています。久しぶりにゆっくり出来ると思います。読みたい本もあるので時間が取れるといいなぁ・・・

 昨日は東京税理士会の登録政治資金監査人の研修を受けてきました。詳しくは後日アップしたいと思います。会場で知り合いの税理士に会いましたが、その方も登録するようですので私も登録しようかと思います。どの程度の時間がかかるか、実際の仕事がどの程度あるのかわかりませんが、せっかくですのでチャレンジしてみようと思います。

2008年9月25日木曜日

新くらしの税金百科

 今日は友人の税理士から勧められて買った本、「新くらしの税金百科」を紹介します。この本は見開きで1つの話が完結しており、右ページがマンガ、左ページが解説となっており、とても読みやすいと思います。

 


第1部 くらしまわりの税金についてみてみよう~これであなたも税金博士
第1章 くらしの税ミナ-ル
第2章 サラリーマンが身につけておきたい税金知識
第3章 自営業者が知っておくべき税金知識
第4章 不動産とマイホームの税金に強くなる
第5章 相続と贈与の税金-これだけ知っていれば安心
第6章 金融資産の運用、保険・年金と税金の関係
第7章 会社経営に必須の税金知識
第8章 忘れないで!身のまわりの身近な税金

第2部 くらしの中の税金問題Q&A~プロが教える実践ノウハウ
1 こんな手もあるサラリーマンの節税テクニック
2 自営業なら知っておきたい税テク
3 不動産・マイホームの税務知識 徹底活用
4 相続・贈与の節税 奥の手公開
5 賢い資産運用と保険・年金の受取り方
6 会社経営の節税ヒント   

 内容も幅広く濃いものになっていますが、わかりやすい言葉で解説されているので、初めての方でも読みやすいと思います。お客さんに質問されるであろうと思われることは概ねカバーされており、手許に置いておきたい一冊です。この本は毎年出版されているようですから、毎年買い換えたいと良い本です。

2008年9月24日水曜日

記帳指導に行ってきました

 この間の日曜日、記帳指導に行ってきました。本来は平日の昼間に行うものなのですが、納税者の方が昼間は忙しく夜も遅い、週末も休みが取りづらいということもあり、自分も週末に仕事をする日にあわせてお伺いしている方です。

 今回が2回目の訪問だったのですが、前回お伺いしたときにソフトを導入するか否か?という点からスタートしました。今回の方は青色申告の届出の際、「簡易帳簿による記帳」として届出していましたので、「複式簿記による記帳」について説明し、青色申告特別控除の金額が違うことをお話しました。ご自身で記帳されますので、自分がどこまでできるか?ということを踏まえて決めていただきこととしていました。結果は、、、簡易帳簿で記帳することとなりました。そうはいっても取引はそこそこありますので、簡易帳簿向けのソフトを購入されることとなりました。

 方針が決まり、具意的な作業へ。。。この方は領収書等の整理はできていますので、具体的にソフトへ入力する際の勘定科目について説明しました。1ヶ月分の領収書をもとに、取引ごとに科目と摘要欄の記載方法を説明しました。また、業務上、車が必要な方なので固定資産の取得価額の計算も行いました。

 次回の日程は未定ですが、ソフトを購入して入力し、次回までにある程度の入力をしておいていただくこととなりました。初めてのことなので処理方法がわからないかもしれませんので、少し入力していただいたら仕訳帳?をFAXしていただければアドバイスさせていただくこともお伝えし、今日の記帳指導は終わりました。あと3回ありますので、終わるまでに確定申告書をご自身で作成できるところまでもっていくことが必要ですね。

 ところで今回話していて気付いたというか参考書籍に、いわゆる一人親方の事業所得の計算についての記載がありました。受験でもやらないので初見の論点です。事務所に戻って調べてみたら、昭和30年2月に個別通達として出ていて、その後、昭和56年12月に改正されていました。今回の方の場合は該当しないのでホッと一安心ですが、実務ではこのような知らない論点が出てきますね。常に情報収集しておかなければ・・・と改めて思いました。

2008年9月23日火曜日

世界の金融再編【追加】

 今日の昼間に、野村ホールディングスがリーマンの欧州事業買収にも名乗りをあげているとの新聞記事を紹介しましたが、先ほど基本合意に至ったみたいですね。欧州と中東地域の株式、投資銀行事業を買収することで基本合意したようです。買収金額は不明とのことですが・・・

 しかし行動が早いですね。先日のメリルリンチとバンカメ、MUFG(三菱東京FG)とモルガン・スタンレーも同様ですが・・・

金融の世界再編

 今日の日経には金融の世界再編に関する記事がたくさん出ています。アメリカ金融界にっては良いニュースかと思いましたが、ニューヨーク株式市場は372ドル安と今年4番目の下げ幅だったようです。米政府が提案した金融安定策の効果についの慎重な見方が広がり、前週末の急騰を受けた利益確定の売りが原因のようですが・・・

ニュース1
三菱UFJフィナンシャル・グループがアメリカ大手証券モルガン・スタンレーの第三者割当増資に応じる。規模は最大20%、9,000億円。海外金融機関を対象としたM&Aでは過去最大。

ニュース2
野村ホールディングスがリーマン・ブラザーズの日本を含むアジア太平洋部門の買収で基本合意。買収金額は200億円強。イギリスのバークレイズ、スタンダード・チャータードを上回る価格を提案し落札。

ニュース3
ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーの銀行持株会社化をFRBが承認。米SECからFRBの監督下に移る。

 野村ホールディングスの話は昨日夜のニュースでもやってましたが、その他のニュースは知りませんでした。金額も半端じゃないですよね。日本の大手金融機関にはこんなにもお金があるのか・・・と思いました。低金利で預金者は利息がつかない状況にありながら、金融機関はゴッソリと儲けていたということですね。バブル崩壊で体力が弱った銀行を救済するための措置であったと思いますが、体力が回復し余裕が出てきているということでしょうか?なのに銀行に行くとATMも窓口も混雑していて待たされる・・・業務拡大もいいですが、顧客サービスも改善して欲しいと思います。

 今回の世界的な金融再編、これで終わりではないでしょうね?野村ホールディングスはリーマンの欧州事業についても買収に名乗りを上げているようですし、アメリカの銀行だってサブプライムローンで体力が弱ったままで、これ以上救済する余裕もないでしょうから。

 その他に驚いた記事、リーマンの破綻により、日本国債の発行不能額が4,095億円もあるそうです。リーマンが落札していましたが破綻してしまったため払い込みがされず、発行できなかったとのこと。2008年度中の発行ワクに占める割合は0.3%程度とのことですし、今回発行できなかったものは追加発行などで賄うようです。国債のほかにも都市再生機構債、地方債でも同様のことが起きているようですが、これらは他の複数の証券会社が肩代わりするようですね。リーマンの破綻がこのようなところにも影響があるとは・・・

 しかしこの手のニュースは日本が休みのときに起こりますね。明日の日本市場はどのように動くのでしょうか?

2008年9月22日月曜日

税金に関するパンフレット

 今日は税金に関するお勧めのパンフレットを紹介したいと思います。

 まず1つ目ですが、東京税理士会で作成している「知っておきたい税の話」です。

 http://www.tokyozeirishikai.or.jp/generalperson/download.html#download-01

 これは高校生、大学生、一般社会人向となっていますが、専門学校の租税教育でも配布したものです。税の歴史から始まり、わが国の財政と税金の関係、税金の仕組と計算(国税と地方税)、申告と納税、税務調査と不服申立、納税者の権利と義務、税理士制度など、税に関することがよくまとめられています。大人でも知らないことは沢山紹介されていますので読んでみると面白いと思います。東京税理士会のホームページでは平成19年度版までしかダウンロードできません(平成20年9月22日現在)が、既に平成20年版が発行されています。近くの東京税理士会の各支部等で入手できると思います。

 2つ目は、日本税理士会連合会で作成している「やさしい税金教室」です。

 http://www.nichizeiren.or.jp/taxpayer/kyousitsu.html

 こちらは税金の種類(国税、地方税)、代表的な国税の仕組と計算、身近な地方税の解説、納税について、税理士制度の紹介がされています。前述の「知っておきたい税の話」は税について幅広く解説していますが、こちらは各税金について具体的に紹介されています。税金に興味のあるオーナー社長などのお客さんには毎年お渡ししていますが、基本的な税金の仕組を理解していただくにはちょうどよいと思います。実は今日もこの冊子のうち、贈与税と相続税のページを使って贈与税と相続税についてお話をしてきました。各論に入っていくと物足りませんが、基本的なお話をするには十分かと思います。

 税金に関する入門書は数多く出版されていますが、税理士会などで作成しているこのようなパンフレットで概要を理解していただくのがいいのではないでしょうか?納税者のみならず、税理士受験生が読んでも良いと思いますし、我々のような専門家が読んでもお客さんにわかりやすく説明する為のツールとして使えます。ホームページからダウンロードすれば無料ですから・・・お勧めです。

2008年9月20日土曜日

小学校での租税教育

 昨日は小学校での租税教育に参加してきました。

 昨日は2クラスありましたが、小学生相手のものは初めてでしたので最初は後ろで先輩税理士の租税教育授業を見ていました。対象は6年生なのですが、最近の子供は大きいですね。特に男の子よりも女の子の方が大きく大人っぽく思えました。うちの子供を見ていてもそうですが・・・

 1コマ45分の授業ですが、税金の種類から始まり、小学生も負担している消費税が国に集まるまでの過程、税金で作られているものとサービス(公共施設と公共サービス)、小学生一人当たりに使われている税金、ちょっと難しいけれどもわが国の財政(赤字国債)などの話をしました。小学生が一番興味を持ったこと、それは1億円の札束です。使っている紙は本物と同じで、子供銀行とか印鑑とかは違いますが、その他の印刷はほぼ同じです。重さにして10Kg、トランクから取り出して見せ、一人一人持ってもらいました。流石に子供には重かったようですが、1億円の札束はインパクトがあるようですね。前回の専門学校のときも同じような反応でしたが・・・ちなみに担任の先生方も同じように興味を持たれていました。

 2コマ目は講師の先生のサポートをしました。説明する時に、写真などのパネルを使うのですが、説明に合わせて黒板に貼ったり剥がしたりするのが役目です。前に出て講師に合わせてするわけですから、相手が小学生とはいえども最初は緊張しますね。問いかけに対して子供達が反応してくれるので、講師の先生も私もやりやすかったです。時間配分を誤ってしまい、後半は多少早足での説明となりましたが、子供達も税金を身近に感じてもらえたのではないかと思います。

 話が前後しますが、学校へお伺いした際、校長先生とお話させていただきました。都内の小学校ですので子供の数も少なく、知らなかったのですが最近は学区制というものが緩和されているんですね。自分が住んでいるところを基準にして、その学区内にある小学校と隣接する学区にある小学校(確か3校だったと思います)から自分が行く学校を選べるそうです。そうなると当然、人気不人気がでてきますが、昨日お伺いした学校は人気があるらしく順番待ちだそうです。他に思ったこと、私が小学生だった頃と随分かわっていました。エレベーター、エアコン、扇風機が付いていますし、廊下とか教室も明るく、キャラクターのようなものも展示してあったりしました。生徒数が少ない為か、1クラスの生徒数は20数名と少なく、教室も当然狭かったです。幅は同じだと思いますが奥行が狭いですかね?あと机は昔と変わっていませんが、椅子が綺麗なものに変わっていました。

 自分の子供の学校には運動会ぐらいしか行かないので、教室に入ってみていろいろなことがわかりました。最近の子供は恵まれてますね。初めての経験でしたが、税に興味を持ってもらえるといいなぁと思いました。次回からは機会があれば講師をすることになりそうです。今後の予定は小学校はまだ入っていないのですが、専門学校が2回ほど予定されています。都合が合えば参加しようと思います。

2008年9月19日金曜日

生命保険の見直し

 私は結婚して妻がおり、子供もいますので生命保険をかけています。独身の頃から生命保険に加入していますが、最初に加入してから何年か毎に保険のおばちゃん(お姉さん?)に口説かれたり、結婚した、子供が生まれたなどの機会に保険の見直しをしていました。実際問題、先のこともわからないし、保険の内容もよく理解していなかったのが実情です。

 税理士登録して、税理士関係の団体からDMが届き、その中で生命保険、医療保険に目がとまりました。今加入している保険料が高いことにビックリ!積立部分があるものの、その部分を除いても掛け捨ての税理士関係の団体で加入するほうが安く、差額は自分で貯金すれば結果は同じです。生命保険料控除の問題はありますが、税理士関係の団体で加入しても上限は超えるので所得税的には一緒です。

 資料を取り寄せて検討していましたが、結論を出しました。今の生命保険は解約、掛け捨ての税理士関係の団体で加入できる保険に2本、医療保険に1本加入することにします。これでも年間保険料は今までの半額程度で納まります。これで妻と子供の医療保険も賄えるわけですから・・・わからないなりにも保険証券、提案書をもとに比べてみて決めました。まだ今の保険会社には話していないのですが・・・どのような結果になるか?

 前々から保険料が高いことは言っていて、それにかわる提案を求めていましたが出てこないので仕方ないと思います。今回調べてみて思いましたが、FPの勉強って必要ですね。自分自身が弱い部分なので・・・相続、譲渡などの資産税を扱っていると関係する分野だと思うので、一度FPも勉強してみようと思います。税理士は試験を受けなくとも一定要件を満たせばAFPの資格が取れるようですが、通信教育もあるようなので検討してみようと思います。時期的には年末あたりから始めるかな???

 しかし保険って難しいですね。税理士会の研修でも保険に関するテーマがあがっていました。保険の課税関係って、税法では「このような保険はこう課税する」と規定されていますが、実務上はこの保険がどの規定に該当する保険なのか?これを判断するのが一番難しいのでは?と思います。どの規定に該当するかわかれば後は規定どおりに処理するだけですから・・・この研修は是非参加しようと思います。

2008年9月17日水曜日

ノートパソコン

 今まではTOSHIBA dynabookSSを使用していましたが、最近はノートパソコンを持ち歩く頻度が増え、他のメーンバーも使うためもう一台購入しました。今まで使っていたものは他のメンバーが使い、新しいものは私が使えることに・・・ということで、自分の独断と偏見で選定し購入しました。

 今回購入した機種は、PanasonicのLet’sNote CF-R7です。

 http://panasonic.jp/pc/products/r7d/index.html

 個人的にはLenovoのThinkPadが好きなのですが、重さを考えると・・・Let’sNoteのほうが500g位軽い!なんといっても940gですから・・・今までのdynabookSSは1.2Kg位だったのですが、書類と一緒に持ち歩くと重かったので今回は軽いものを選びました。

 WindowsVistaが入っていますが、使うソフトと他のメンバーとの互換性もあるため、XPにダウングレードして使います。今ちょうどダウングレードしているところです。終わるとWindowsのセットアップ、インターネットの設定、ウィルスソフト・office・会計ソフトのインストールとアップデートが必要ですね。結構時間がかかると思いますが、今日はこの後予定があるのでWindowsのセットアップで終わりそうです。

 メールは事務所で使っているデスクトップをメインとしていますので、ノートには設定しないつもりです。イーモバイルのデータカードも安くなっているので、今後の使い方を考えながら検討しようかと思います。

リーマン破綻の余波

 昨日の日本市場はリーマンの破綻を受けて日経平均株価は年初来最安値の605円04銭安、為替は3円以上円高にふれました。昨夜のニュースではアメリカ発のこの問題が世界市場をかけめぐり、香港、ロシア、インドなどでも株価が下落しているようですね。

 昨夜のニュース、今朝の日経を読んでいると、今回のリーマン破綻の影響の大きさを改めて感じました。今回の問題で報道されている金額が大きい!ある記事によると、リーマンの資産規模は野村證券の26倍もあるそうですし、民事再生法適用の申請をしたリーマン日本法人の負債総額は3兆4,314億円となり、過去二番目の大型倒産のようです。この他にも今朝の日経には関連記事が沢山出ていますが、目に付いたものをピックアップしてみました。

 ・英銀大手のバークレイズがリーマンの一部事業買収を検討
 ・リーマンの円建て外債(サムライ債)1950億円デフォルトになる見通し
 ・邦銀などのリーマンに対する関連投資4400億円超
 ・連鎖の矛先AIGに ~ FRBが米国有力金融機関に支援の為の
                 民間融資枠700~750億ドルを要請~
 ・米證券大手ゴールドマン・サックス6~8月期70%減益

 今朝のニュースによると、ニューヨークは株価は多少戻し、為替も若干ドル高にふれて終了したようです。今日の日本市場はどうなるのでしょうか?リーマンの次はAIGに焦点が移っているように思いますが、昨夜のニュースですとAIGの問題も水曜日までに資金手当てが出来るか?という問題もあるようです。株価も1ドル台まで下落しているようですのでとても心配です。

2008年9月16日火曜日

研修会

 先日、東京税理士会の研修に参加してきました。テーマは午前と午後で分かれており、次のようなテーマでした。

 午前の部 居住用賃貸物件の消費税還付の問題点 
      ~自動販売機作戦を検証する~
      講師 税理士 熊王 征秀
 午後の部 役員給与の実務上の問題点とその対応について
      講師 税理士・公認会計士 大江 晋也

 午前の部はこのブログでも紹介したことのあるクマオー先生が講師です。事例を用いて居住用賃貸物件の還付請求手続と固定資産の税額調整(変動と転用です)について説明がありました。具体的な事例を用いての解説でしたから理解は進みました。このような節税(還付)スキームを組んだときは、最後まで面倒を見ないと大変なことになることを再認識しました。

 居住用賃貸物件ですから、課税事業者を選択しても通常年は一般課税よりも簡易課税が有利なのは一般的に皆さんが認識していること、だから物件を取得した年に還付を受けられるように課税事業者を選択、翌年は簡易を選択、その翌年は免税になるために課税事業者選択不適用届出書を提出と、ここまではみんなが考えることですよね。消費税に関する届出でまだ有効なものが一つ残っているのです。そうです、簡易課税制度選択届出書です。簡易課税制度は適用すると2年縛りがあるため、簡易課税制度選択不適用届出書の提出ができるのは課税事業者選択不適用届出書を提出した翌年になってしまいます。

 通常であれば、居住用物件の賃貸であれば非課税売上になるため、この賃貸だけであれば納税義務はないことになりますが、将来納税義務が生じたときに簡易課税制度選択届出書の効力が生きているため、基準期間における課税売上高が5,000万円以下の場合には簡易課税となりますし、この他、新たな設備投資が生じたときに課税事業者選択届出書を提出した場合も簡易課税となってしまいます。免税事業者になっても簡易課税制度選択届出書の効力は継続しているので、昔に出した届出書のことを忘れていると痛い目にあいます。このようなスキームを組んだときは消費税との縁をきっちりと切ったほうがいいとの解説がありました。このスキームでいくと、簡易課税制度選択不適用届出書の提出まで行って初めてスキームの完結ということになります。

 題名にもある自動販売機作戦については、個人的な考えとしての説明はありましたが、私もクマオー先生の意見に賛成です。どのようなご意見だったかはレジュメにも記載されていないため、ここでは記載しませんが・・・今回の研修で実感したこと、クマオー先生もおっしゃっていましたが、消費税でのトラブルで多いのは届出書に関するものが多い、A4の届出書を期限内に出すか出さないかで結果が大きく変わります。それも半端でない金額が・・・届出書の管理はしっかりやらなきゃいけないということを改めて認識しました。自分のクライアントの届出書の経緯についてまとめたいと思います。

 午後のテーマも具体的事例に沿ったものでした。国税庁から出ているQ&A、その他専門誌などで紹介されている事例をもとに条文、通達の解釈を含めて説明されていました。知識の整理にはちょうど良かったです。レジュメは事例がたくさん載っているため、後で読み返したり実務でわからない時にも使えると思います。

 今回の研修はクマオー先生の話を聞きたくて出席したため、消費税に関する内容が多くなってしまいました。今後も税理士会の研修に参加して、知識のブラッシュアップと新しいことを吸収していきたいと思います。いやー、本当に消費税って怖いですね。皆さん、気をつけましょう。

内部統制コスト

 9/15の日経新聞朝刊に「内部統制 思わぬ副作用」という記事が出ていました。

 記事の内容としては、中小企業を中心に上場を取りやめる動きが相次いでいる、要は上場維持コストの増大に苦しんでいる中小企業がMBO(経営者による買収)により非公開化しているということです。

 記事によるとM&A仲介のリコフによる調査によると、MBOによる株式の非公開化は2004年度はゼロ、2007年度は14件と増加しているようです。MBOはもともとファンドによる経営権支配を恐れる企業の買収防衛策や、大きなリストラによる事業改善を目的とするものが多かったようです。

 今年から導入された内部統制報告制度により、企業が監査法人に支払う監査報酬は上昇しており、対前年比1.5倍とか2倍とかいわれています。記事によると、上場継続には監査報酬、上場料、株主名簿管理等の証券代行にかかる経費を合算すると、規模の小さい中小企業でも年間5,000万円から1億円かかるとされています。これに内部統制報告制度のためのコストも加算されると・・・いくらになるのでしょう?上場メリットと比較してどうなのでしょう?

 一方で、内部統制報告制度による業務プロセスの文書化等により、迅速に収集しやすくなった経営情報を積極活用している企業もあるようです。この制度に対応する為に、業務プロセスの文書化等を進めたため非効率であった点などがわかり効率化につながった事例もあるようです。私のまわりでは残念ながらこのような前向きな事例は聞こえてきません。反対にコスト増による苦しみも聞こえてこないのですが。この状況はどのように考えたらいいのでしょうか?ごく普通に業務がまわっており、業務プロセスにも問題がないと考えていいのか???ただ私が関与している法人は上場してから1年ちょっとしか経っていませんから、上場の際、業務プロセスをフロチャート化し、問題点の改善を上場審査の段階で行ったために今は楽なのかもしれません。

 確かに業務プロセスをフロチャート化するのは手間がかかる作業ですが、自分達の整理の為にもやったほうがいいと思います。考えようによっては面倒な作業も前向きに捉えられると思いますから・・・

2008年9月15日月曜日

リーマン破綻

 日本は今日まで三連休ですが海外は違います。新聞、ニュースでも取り上げられていましたが、アメリカ証券4位のリーマン・ブラザーズ破産(連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請すると発表した)したようですね。サブプライムローンに起因したことですが、明日の日本市場はどうなるのでしょうか?

 リーマン・ブラザーズはアメリカの証券会社ですが東京支店が六本木ヒルズにあります。直接関係する仕事はしたことがありませんが、何度がリーマンが関係する仕事に携わったことがあります。六本木ヒルズの入り口にリーマンの看板?というかオブジェのようなものがあります。ニュースで映し出されているニューヨークのビルとは正反対であのような艶やかさはなく地味ですが重みを感じたのは私だけでしょうか・・・

 今日の日経新聞にも載っていますが、リーマンは東証の売買シェアで上位を占めているようです。このように上位を占めている証券会社が破綻したわけですから、日本の証券市場にも大きな影響を与えることは間違いないでしょう。

 リーマンの救援先として名前が挙がっていたバンカメによるメリルリンチ証券買収も大きなニュースです。メリルリンチ証券はアメリカ3位の証券会社ですし、10年以上前ですが日本でも山一證券が破綻した際に、同社の営業基盤を引き継ぐ形で日本でのリテール取引に本格進出することを狙いメリルリンチ日本証券を設立していますから、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

 ニュース番組では夕方から日本のバブル崩壊、すなわち住専問題→山一證券等の破綻→長銀等の破綻という俗にいう「失われた10年」と同様のことがアメリカでも起きるのか?と報道されています。確かに重ねてみると、住専問題とサブプライムローン問題、山一證券の破綻とリーマンの破綻、メリルリンチの買収とかぶることはありますね。世界経済に大きな影響を与えるアメリカには10年前の日本と同様のことが起きないことを祈る限りです。同じ失敗は繰り返してはダメですよね。そうでなくとも日本の景気は後退気味ですから・・・

 今日は夕方近くからジムに行って、走りながら、エアロバイクに乗りながらニュースを見ていて、明日の日本市場が大変心配になりました。きっと金融界の方たちは既に情報収集と対策に追われていると思いますが・・・このような状況下、明日は新聞休刊日ということがとても残念です。ネットとテレビのニュースしか情報源がありませんからね。さて、明日はどうなるのでしょう???

2008年9月14日日曜日

今日明日はオフ

 昨日から三連休ですが、昨日は一日仕事をしてました。先週末は土日仕事だったので、今日明日は久しぶりの休みになります。今週は特に忙しかったので、今日明日でリフレッシュしようと思っています。

 まず、これから午前中はプールに行って泳いできます。忙しかった為、疲れているのですが寝つきが悪い。体が疲れているのではなく、頭が疲れているんですね。。。熟睡する為にも体を動かそうと・・・本当はジムで筋トレとランニングがよかったのですが、月曜日よりも日曜日のほうがプールがすいているため今日にします。明日はジムかな?

 午後は本屋に行ってきます。買いたい本があったのですが、時間がなく本屋にいけなかったので。アマゾンで購入してもよかったのですが、中身を見てから決めようかというものもあったので本屋へ行きます。買いたい本は実務書です。いま忙しい案件で将来的に必要になると思われるので、今のうちに知識を整理しておきたいと思っています。

 本屋の後、夕方からはミュジカルを見に行きます。プロのものではないですが・・・

 明日の予定は未定ですが、明日も体を動かして、あとはゆっくりしたいと思います。

2008年9月13日土曜日

クマオーの消費税トラブル・バスター

 以前に購入した本ですが、最初のあたりを読んだまま放置していたした。やっと読み終わりました。



 クマオーこと熊王征秀先生は大原で消費税を教えていらっしゃるそうですが、とても有名な先生のようです。この本は、ぎょうせいから出版されている月刊税理という雑誌に、平成15年1月から平成20年3月にわたり「クマオーの消費税トラブル・バスター」として掲載されたものがベースになっているようです。(はしがきより)

 大きな項目はつぎのとおりです。

 第1章 課税区分トラブルを討つ!
     ~消費税のターゲットとなる取引とは?
 第2章 納税義務者トラブルを撃つ!
     ~YES or ”NO「税」!?”義務者は誰だ?
 第3章 課税標準トラブルを撃退する!
     ~「課税標準」って「課税基準」じゃないの・・・?
 第4章 仕入税額控除トラブルを粉砕する!
     ~肝心カナメの仕入税額控除とは?
 第5章 簡易課税トラブルを撲滅する!
     ~「簡易課税制度」って「怪奇課税制度」の間違いじゃないの?
 第6章 会計処理、その他のトラブルも撲滅する!
     ~消費税の落とし穴は税額計算だけではナイ!

 それぞれ事例にそって会話形式で書かれており、クマオー先生の解説がついています。基本的な論点はもちろんのこと、マニアックな論点、普段出てこない論点も網羅されており、税理士、実務家、受験生誰が読んでも面白い納得できる本だと思います。自分自身、消費税は勉強し受験しましたが合格できなかった科目なので、何となく不安な面もあり、また細かい点で落とし穴があるのも消費税です。また実務で税理士が損害賠償を受けるのも消費税が多いと聞いています。そういう面では、この本を一読することで消費税の論点について一通りの整理ができるのではないでしょうか?

 実務系の本で読みたい本を何冊か購入していますが、この本はまた時間を空けて読んでみたいと思いますし、実務で疑問ずるような事例が多々書かれているのでバイブルになりますよ。お勧めです。

2008年9月12日金曜日

登録政治資金監査人制度

 昨年、政治資金規正法が改正され、この法律により登録政治資金監査人という新しい外部監査制度が導入されました。国会議員関係政治団体について、平成21年分から収支報告書を提出する前に、弁護士、公認会計士又は税理士(登録政治資金監査人)による監査を必ず受けなければならないこととなりました。国会議員関係政治団体は約5000団体あると言われています。この登録政治資金監査人の登録申請書受付は9月から始まります。

 今回の改正は政治資金を透明化するという目的ですが、実際の監査では領収書等はコピ-ではなく現物を全て調査することとされているようです。法人が受けている公認会計士による監査とは随分違います。(公認会計士による法人の監査は全ての確認ではなくサンプル監査です)全ての領収書等を現物で確認するといってもボリュームがどれほどあるかわかりませんし、政治資金といえば不透明な支出が新聞等で報道されていることもあり、監査人の責任についてどのようになっているのか?よくわからない面も多々あります。(私の勉強不足もありますが・・・)

 東京税理士会の会報を見ると、登録政治資金監査人制度についての研修会が予定されているようですので申し込みしてたところ受講票が届きました。総務省の方が講師として説明してくださるようです。この制度は新しい制度ですし、興味もあるので参加してきます。研修会が終わったらブログにアップしたいと思います。

2008年9月11日木曜日

内部統制

 今日は東京税理士会の研修に参加してきました。午前と午後でテーマは違うのですが、私が出席したのは「金融商品取引法と内部統制」です。金融商品取引法の内部統制報告が求められるのは上場会社であるため税理士の主なお客さんには直接影響しませんが、一部のお客さんは上場会社ですし上場会社の子会社もありますので、制度について理解しておく必要があると思い参加しました。

 まず内部統制って何?って疑問があると思います。内部統制とは、会社自らが業務の適正を確保するための体制を構築していくシステムをいい、会社の存在の目的を果たすために経営者が整備するものです。内部統制の定義は、企業会計審議会内部統制部会で次のとおりに定義されています。

「内部統制とは、基本的に、業務の有効性及び効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守並びに資産の保全の4つの目的が達成されているとの合理的な保証を得るために、業務に組み込まれ、組織内のすべての者によって遂行されるプロセスをいい、統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング(監視活動)及びIT(情報技術)への対応の6つの基本的要素から構成される。」

 ここでいう4つの目的とは、
  1.業務の有効性・効率性     
  2.財務報告の信頼性
  3.法令遵守
  4.資産の保全
 をいいます。

 そして6つの基本的要素とは、
  1.統制環境
  2.リスクの評価と対応
  3.統制活動
  4.情報と伝達
  5.モニタリング
  6.ITへの対応
 をいいます。

 ここまで読んでも何のことかよく理解できないのですが、簡単に言うと、会社の存在の目的を果たすために法律行為や財務報告における不正や誤りを防止するために経営者が整備するものということです。具体的には社内規定の整備、業務のマニュアル化、規定を守りながら会社の目標を達成するための環境を整備し、不正経理を防止することになります。最終的には開示される財務諸表に誤りがないということを経営者自らが証明するためのプロセスと考えると良いと思います。

 内部統制報告は、経営者の責任で自ら有効性の評価を行い、欠陥がある場合には是正し、内部統制報告書を作成します。そして会計監査人が経営者が内部統制報告書の監査を行い、監査報告書にその結果が反映されます。経営者が内部統制に重要な欠陥があると評価しても即監査意見が不適正などとなることはないようです。この点は重要な点ですね。経営者の評価によって監査人の報告は次のようになるようです。

 ・内部統制が有効と経営者が評価
  監査人が是認 → 適正意見
  監査人が否定 → 不適正意見、限定意見
 ・内部統制に重要な欠陥があると経営者が評価
  監査人が是認 → 適正意見(追記情報の記載あり)
 ・監査範囲の制約 → 意見不表明

 このように経営者は内部統制の評価を行うわけですから、昨今の企業不祥事があった時に記者会見で社長が「私は知りませんでした」と言うシーンが見られましたが、このような発言は自ら「当社は内部統制に重大な欠陥があります」と公表していることになると解説されていました。この解説はとてもわかりやすいと思いました。

 今日の研修は基本部分のみの説明でしたが、基本的な考え方は理解できたと思います。自分自身の理解を整理するためにもブログに書きましたが、書いていて「人に説明できるほどの理解ができていない」と実感しています。とてもわかりにくい内容になってしまいましたが最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。実務を通じて理解を深め、もっとわかりやすく自分の言葉で説明できるようになりたいものです。うーん、内部統制って難しい・・・

 

2008年9月10日水曜日

慌しい一日でした

 今日は慌しい一日でした。

 朝は直行で信託銀行へ相続案件の資料をいただきに行きました。自宅からは事務所へ行くよりは近いのですが方向が事務所とは逆です。終わったら事務所に戻りましたので、ちょっとした小旅行のようなものになりました。

 今回の案件は不動産がないため財産評価は簡単ですので、債務、葬式費用のピックアップがポイントになります。申告期限まで時間があるので、少し落ち着いてから手を付けようかと思いましたが、せっかくお話を伺ってきましたので忘れないうちに確定しているもののデータの入力だけはいいかな?と思っています。

 事務所に戻ったのが正午過ぎ、、、お客さんの月次決算の締めが明日のためデータのチェックを急ぎでやりました。この後は租税教育の打合せが入っていたため、出かける前に疑問点をまとめて問合せ、夕方までに回答をいただくこととなりました。

 そして租税教育の打合せへ・・・税務署の人事異動により、広報官が交代となったため挨拶をし、前回の租税教育の報告と反省点、今後の租税教育の予定などを話し合いました。今予定されているものとして、小学生を対象としたもの、専門学校生を対象としたものがあるようですが、一度補助として参加しただけですので今回も参加しようかと考えています。日程が未定なため確定次第、決めることになりますが・・・

 打合せが終わって事務所へ・・・FAXが入っていたり電話があったりとバタバタ・・・出かける前にお願いしていた問合せ事項の回答も届いていたため、月次データのチェックに入りました。今日中に確定したかったのですが、確認しているうちにまたまた不明点が・・・問合せさせていただき、明日回答をいただくこととなりました。

 そうこうしているうちに電話が入ったり、問合せのメールが入ったりと、、、こなしていくうちに思い出したことがありました。今朝メールが入っていて急ぎで対応して欲しいという案件がありました。思ったよりも簡単にかたがついたので助かりましたが、気がつくとこの時間です。。。

 明日の午前中は税理士会の研修、午後はお客さんと打合せが入っているので、事務所に戻って仕事ができるのは夕方近くになるでしょう。明日もやることがたくさんあるので忙しい一日になりそうです。

 私の今日の一日を書いてみました。こんなにバタバタたのは久しぶりかも。。しばらくは予定がいっぱいのため忙しそうです。好んで忙しくしている面もありますが・・・このような時にミスが起こりやすいので、ミスをしないように気をつけたいと思います。

2008年9月9日火曜日

よくわかる国際税務入門

 以前にも紹介しました「よくわかる国際税務入門」をやっと読み終えました。ブログにも書いていたのでいつ買ったかと見てみると、、、6月24日でした。購入してから2ヶ月半たってやっと読み終えました。読み始めたのは先週末からですから、読んでいる時間は短いと思います。



 この本のはしがきにも書かれていますが、国際税務は国内税法の応用版ですから、国内税法の考え方を理解していることが必要です。「よくわかる税法入門」と同様に会話形式で書かれているため、難しい内容も比較的読みやすくなっていると思います。内容が内容だけに難しいですが・・・目次は次のようになっています。

 <目次>
 プロローグ 国際租税法という法律はない!
 <個人編>
 第 1章  家族が海外勤務になると税金はどうなる?
 第 2章  外国人が日本で働くと税金はどうなる?
 第 3章  租税条約ってどんなもの-国際税務の方程式
 第 4章  住所か国籍か?-動揺し始めている判断基準
 第 5章  国外からの相続・日本にいる外国人の相続
 <企業編>
 第 6章  外国法人が日本に支店を設立すると?
 第 7章  恒久的施設(PE)を探せ!
 第 8章  外国親会社から莫大な借入れ-過小資本税制
 第 9章  海外子会社が負担した外国税額等-外国税額控除
 第10章  移転価格税制(1)-移転価格税制の基礎
 第11章  移転価格税制(2)-独立企業間価格の算定方法
 第12章  タックス・ヘイブンを利用すると?
 第13章  条約釣り(Treaty Shopping)とその規制
 第14章  条約と国内法(1)-総合主義か帰属主義か
 第15章  条約と国内法(2)-使用地主義か債務者主義か
 第16章  国際取引の新展開と国際課税
 第17章  国際税務行政と権利救済
 エピローグ 国際税務感覚を身につけよう

 読んでみて一番難しかったのが移転価格税制でした。実務で扱ったことがないので特に難しかったのかと思います。外国税額控除、過小資本税制、タックスヘイブンは実務でも多少扱っているのでイメージしやすく読みやすかったです。入門書としてはちょうど良いのではないでしょうか?

 自宅の本棚には購入したままで読まれていない本が山積です。このブログで購入したときに紹介した本も未だ読んでいません。読んで面白い本があればご紹介したいと思います。

2008年9月8日月曜日

私の税理士試験⑩

 今回は「私の税理士試験」のまとめをしたいと思います。

 税理士試験において勉強は6科目しましたが、会計科目と税法科目では勉強方法が全く異なります。私の税理士試験②~⑧は科目ごとに書いていますが、読んでいただくとわかると思いますが、税法では理論中心の勉強となります。理論にかける時間もかなりの割合で高くなります。

 以前は理論マスターを暗記していれば合格できるような試験だったようですが、最近は内容を理解して自分の言葉で表現でき、その上で根拠として条文(理論マスター)を書くような問題が多くなったように思います。税理士になったときお客さんから試験問題のような質問をされました、さあ税理士であるあなたはどのように回答しますか?という問題が多いと思います。税理士になるための試験ですから、本来はこのような問題が出題されるべきであって暗記しているものをべた書きで合格できるようなものではダメだと思います。

 特に最近の試験では「概要」をいかに書くか・・・という点もポイントではないでしょうか?「概要」が固まると後は根拠条文の羅列でしょうから、「概要」は本当に大切だと思います。ただ「概要」は理解していないと書けないし、問題によって違いますから暗記もできない。だから理解が必要なんです。専門学校の模範解答のような「概要」は書けませんが、理論ドクターを含め数をこなすと書けるようになると思います。「概要」が固まると自分がどのように回答していくかという柱も決まります。後は書くだけ・・・私の場合、概要を書いて最後に「以下、根拠条文を中心に記載します。」と締め括っていました。あと注意点として、「概要」は数行でいいと思いますので書きすぎには注意しましょう、時間がなくなりますから・・・

 計算の勉強は通常期と直前期で変わります。
通常期は授業→トレーニング、前回のミニテストの解きなおしが中心です。実力テストは受けてから1ヶ月程度経ってから解きなおしすれば良いと思います。(あまりにも出来なかったらすぐに確認と解きなおしが必要ですが・・・)
直前期は直前テキストに載っている問題と答練の解きなおしです。答練は基礎答練と的中答練を中心に解き、応用答練は軽めに解きます。この時期は他の専門学校の問題とか気になりますが、自分の行っている専門学校だけで十分だと思います。あまり手を広げると解けなくて不安になりますから・・・

 税理士試験は長丁場です。「諦めないで続ければ合格できる」と皆さん言いますが、そのとおりだと思います。1科目の勉強時間もかなりかかりますが、官報までの年数も働きながらだと相当かかります。人間ですから誰でも嫌になるとき、スランプの時があります。そのような時は勉強しないという選択肢もあると思いますが、私は少しでも頭に入らなくてもテキストか理論マスターには目を通すほうがいいというのが私の考えです。毎日目を通すクセというか習慣をつけたらいいと思います。試験が終わったらすることがなくなりますが・・・とにかく毎日5分でも勉強する、目を通す習慣をつけましょう。

 次回は合格後から税理士登録までのお話を書きたいと思います。

 

 

2008年9月7日日曜日

私の税理士試験⑨

 今日の日経新聞のエコノ探偵団に「ボールペン需要なぜ復活」という記事がありました。読んでいて、税理士試験を受けているとき、何度もボールペンを変えたことを思い出しました。ボールペンって好みがありますが、受験生の参考になればと思います。

 最初使っていたのは「ドクターグリップ デスク用」です。もともとは黒インクですが、青インクのほうがきれいに見えるので青インクに変えて使用していました。
 
 http://www.pilot.co.jp/products/pen/sharp_pen/sharp_pen/drgrip/index.html

 使いやすいのは確かなのですが、インクが出なくてかすれることがあったのでゲルインクタイプの「ユニボールシグノ」に変えました。最初はスタンダードタイプを使っていましたが、途中からグリップ付スタンダードタイプに変更しました。いずれも0.5mmですが、インクは青を使っていましたがグリップ付に変更してからブルーブラックに変えました。個人的にはこの色のほうが好きだったので。。。

 http://www.saturn.sannet.ne.jp/keibokusha/smc/gelink_bp/mitsubishi_uni-ball_signo_gp.htm

 しばらくはこのペンを使っていましたが、税法に入ってから理論を書くため手が痛くなってきました。長時間使うとするとダメだったようです。いろいろと試したのですが、最終的に「Pentel Hybrid K175」にしました。

 http://www.saturn.sannet.ne.jp/keibokusha/smc/gelink_bp/pentel_hybrid_k175.htm

 個人的にはこのペンを使い始めてから税法3科目連続して合格しているため縁起の良いペンです。今も使っていますが、長時間使っても疲れにくく、インクの出もちょうどいいと思います。こちらのペンは0.5mmでインクは青でした。

 最終的には上記の「Pentel Hybrid K175」に落ち着きましたが、相続税の計算だけは違うペンを使っていました。というのも相続税の計算の解答用紙のうちは財産評価の部分は、計算式が長かったり分数式になったりするため、急いで書くと字がつぶれることがありました。2行使って書いても良かったのですが、2行使って書いてスペースが足りなくなるのも嫌だったので細いペンを使いました。同じシリーズですが「Pentel Hybrid TECHNICA」です。

 http://www.saturn.sannet.ne.jp/keibokusha/smc/gelink_bp/pentel_hybrid_technica.htm

 こちらのペンはグリップが少し硬いですが、個人的にはあまり気になりませんでした。太さは0.3mm、色は青を使っていました。

 この他にもいろいろと試しましたが、長く使ったのは以上のペンです。このブログを書くためにネットで検索すると、ゲルインクのテスト結果を紹介しているサイトがありました。参考にしてみてはいかがでしょうか?

 http://www.saturn.sannet.ne.jp/keibokusha/smc/gelink_bp.htm

2008年9月6日土曜日

減価償却制度の改正について

 今日は税務通信No3031を読んで気になった記事がありましたので、そのことについて書きたいと思います。気になった記事というのは「少人数で実務対応に追われる中小企業<前編>減価償却制度の改正を巡る動向」です<前編>とあるので来週以降に続くのでしょう。

 この記事は、平成19年度と平成20年度と2年連続で改正された減価償却制度が中小企業にどのような影響を与えるか?実態は?というもので、数社の具体例を用いたものです。ここで平成19年度改正と平成20年度改正の内容を復習しておきましょう。

 平成19年改正
  ・残存価額(取得価額の10%)の廃止
  ・償却限度額(取得価額の5%)の廃止
    → 平成19年4月1日以降取得の償却資産は1円まで償却可能
    → 平成19年4月1日前取得で既に償却可能限度額に達している場合、
      翌事業年度より5年間で1円まで均等償却償却可能
  ・250%定率法の導入
 
 平成20年改正
  ・耐用年数等に関する省令の改正
    → 機械装置の区分の大括り化(390区分→55区分)

 いずれも償却限度額が増加する改正ですので企業にとっては損金算入可能額が増加するわけですから法人税は減少することになり、減価償却費が増加することになりますから内部留保が進むと考えられます。法人税法における減価償却費の損金算入要件は、「減価償却費として損金経理」となっていますので会計上も当然減価償却費を計上することになります。費用である減価償却費を計上するわけですが、利益の圧迫要因になります。

 この改正は体力のある、業績の良い企業にとっては早期償却が可能なため前向きに考えられると思いますが、体力のない業績の悪い企業にとっては費用が増える要因になりますから銀行等の金融機関の融資スタンスに変化があるのでは?と捉えられている方がいらっしゃるようです。この記事にも書いてありますが、税制改正により償却限度額が増加しても任意で償却しない、過少に償却しているケースもあるようです。このような処理は「中小企業の会計に関する指針」に則った処理ではありません。金融機関からの融資が必要な中小企業にとっては、減価償却費を計上して赤字に転落でもしようものなら融資が止まることも考えられます。そのようなことから過少に償却するケースもありますが、やはり会計方針で法人税法の規定により減価償却することとしている場合には、法人税法の規定に基づききちんと減価償却費を計上して欲しいと思います。

 その他に気付いたこと、それは一括償却資産の取り扱いです。取得価額が20万円未満の一括償却資産は3年間均等償却していきますが、多くの企業は損金処理して別表調整により取得年ですと2年分を否認しているケースが多いと思いますが、固定資産に計上し3年間で均等償却する企業が目立ち始めたようです。私のお客さんも2社は固定資産に計上し3年間均等償却を行っています。

 この記事は格差ある中小企業の実態をあらわしていると思います。次回以降の記事も楽しみです。

2008年9月5日金曜日

9月は暇なハズですが・・・

 会計事務所で働かれている方はご存知かと思いますが、9月は申告も少なく暇な時期です。11月位までは比較的時間が取りやすいのですが、10月は3月決算法人の第2四半期決算(中間決算とは言わないらしい・・・)があるため前半は少し忙しく、11月は9月決算法人の申告で少し忙しい。7月決算の会社は少ない(私のお客さんにはいません)ため、9月は時間が取れるハズなのです。だからこの時期に本を読んだり曖昧だった知識を確認したりするのですが、今年はそうもいきそうにありません。

 昨日、相続案件のうち1件が完了し提出しましたが、急ぎの相続案件の依頼がありましたので受任しました。ありがたいことです。早速来週中旬に資料をお預かりにお伺いし、1週間程度で仕上げることになるかと思います。内容的には難しい論点はないようですので、資料さえ揃っていれば問題ないと思います。このところ相続案件が続いていますので、相続税の知識が蘇ってきています。やはり実際に作業しないと忘れていく論点が多いですね。たくさんの案件に当たって、ノウハウをためていきたいと思います。

 そして未だ未確定ですが、M&Aのためのデューデリが入りそうです。日数的には2~3日と思いますが、報告書のまとめ等で時間がかかるかもしれません。デューデリは前回からは時間は経っていませんが、内容的にはボリュームのある難しい案件のため大変かもしれません。これも経験ですので、一緒に参加する会計士にいろいろと聞きたいと思います。まあ受注できればの話ですが・・・

 さらに・・・関与先の会社に関する処理ですが、重い仕事が入りました。守秘義務があるため書けませんが、時間もなく内容もやってみないとわからないという案件です。今日は全体をみましたが、明日はゆっくりと時間をかけて慎重に作業しようと思っています。

 記帳指導、これもあります。2名の方を担当していますが、うち1名は先日終わりましたのでもう1名の方とお会いしなければなりません。スケジュール調整をお願いしていますが、来週以降に入りそうです。

 租税教育、これも今月は会合があります。時間はあまり取られませんが、興味のある分野ですので参加しようと思っています。

 今月の自分のタスクを並べたようになってしまいました。このほかにも当然、ルーチンの月次決算もあるので、本来は知識習得のための9月が仕事で一杯になりそうです。知識の習得は実務をこなす上で必要ですから、細切れの時間を使って本を読んだりしたいと思ってます。ここまで書いて思い出しました。今月は税理士会の研修会に面白いテーマがあるのでぜひ参加しようと思っています。それも2日間ですが・・・

 このような状況ですから明日は仕事します。日曜日は休んで本をゆっくり読もうかと思っています。

2008年9月4日木曜日

私の税理士試験⑧

 今回は最後の科目、所得税について書きたいと思います。

 所得税は実務で必要性を感じて始めた科目ですが、税理士試験最後の受験科目でもあります。7回目の試験にあたり、もうこれ以上受験したくないという思いから一発合格を目指して1科目に絞りました。

 レギュラーコースで受講しましたが、講師の話ではカリキュラムが変わり、年内で基本論点を1回転し、年明けから応用論点を含めて1回転するとのことでした。年内完結より多少軽い内容を週2コマで1回転させるわけですから復習はとても大変でした。テキストの読み直しとトレーニング、ミニテスト・実力テストの解き直しが中心です。年内は計算についていくのが精一杯で、理論暗記までは手が回りませんでした。ただし、ミニテスト、実力テストで予告された理論は暗記しましたが、まわすまではいきませんでした。

 12月の発表で残り1科目が確定した為、ますます最後の受験にしたいという思いが強くなりました。この年は日商簿記からの受験友達以外にも大勢の友達が出来、同じ所得税を勉強している方も多く、他の講師の話も聞けたりとためになりました。しかし、他の友達は年内完結+上級の方がほとんどで、レベルは当然私より数段上です。話を聞いて焦りを感じたのは理論の数です。所得税の計算問題は解けない問題が多い為、理論勝負だと思います。その友達が覚えたという理論は優先して暗記していきました。理論マスターは62題の理論がありランク表にあがったのは40題、うち39題を暗記して追加した理論が9題でした。法人税、相続税の時と同じように、ゴールデンウィークからは理論中心に全部暗記するつもりでまわし始めました。

 計算のほうはまあまあの感じでした。ゴールデンウィーク前に講師に相談したところ、市販教材の個別計算問題集をやって弱点を補ったら?とのアドバイスをもらった為、ゴールデンウィークに1冊解きました。これはかなりの効果があり、答練が始まって成果が出てきました。この方法は本当にお勧めです。

 以降、直前期は理論まわしと基礎答練と的中答練の解き直し、補助問題の解き直しを中心にし、間違ったところは個別計算問題集に戻って復習しました。最後の受験にしたかったこともあり、この年は他の専門学校の問題も解きました。理論は読んで柱上げだけ、計算は解けそうなところだけ解きました。問題の与え方も回答方法も違うところがあるので、全部解くと不安になると思ったこと、時間的余裕がないことからこの方法をとりました。あとは市販教材の総合計算問題集のAランクのみ1回解きました。

 最後の受験にしたかったため、講師には何度も相談に行き、合格する為には何をすればいいか?よく質問しました。言われたことは全てやったつもりでしたので、本試験は意外と落ち着いて受験できました。解答解説会での自己採点ではボーダー少し上、理論が少し弱いかも?という感じでした。合格してもおかしくないし、不合格だとすれば理論が少し弱いところという感じでした。合格を信じて9月からは何もせず結果を待っていましたが、無事に12月に官報に載ることが出来、7年間の受験生活が終わりました。

 周りの人に言われたこと、最後の年はよく飲みに行っていたようです。メリハリをつけていたつもりなのですが、周りは「大丈夫かな?」と思っていたようです。法人税の3年目からですが、4月頃から本試験まで、朝勉強するようにしていました。自習室が開く(使える?)と同時に入り出勤まで2時間程度勉強、夜は理論マスターを読む程度、週末は朝一番から夕方まで勉強していました。この方式が自分には合っていたようです。

 所得税の受験で使用したテキスト等は次のとおりです。

 TACレギュラーコース テキスト、トレーニング
 TAC個別計算問題集、総合計算問題集(Aランクのみ)
 TAC理論マスター、理論ドクター
 TAC基礎答練、応用答練、的中答練、全答練、ファイナルチェック
 他の専門学校の問題(いろいろと種類はありましたが忘れました)


 これで科目別のお話は終わりです。機会があればこの7年間で感じたことの総括を書きたいと思います。

2008年9月2日火曜日

私の税理士試験⑦

 今回は相続税について書きたいと思います。

 相続税は2回受験しています。1回目と2回目の受験の間には1年間のプランクがありますが、このブランクは結果的にはあまり関係なかったと思います。

 相続税の受験勉強ですが、実務との関係という観点からみると、試験に合格しても申告書が書けない税法、それが相続税です。相続は民法との関係もありますし、申告書と受験上の解答用紙が全く違います。そして添付すべき書類が沢山ありますが、これらの添付書類については受験では関係ありません。土地の評価ひとつとっても、謄本、公図、実測図、住宅地図、固定資産税評価証明など、いろいろな書類が必要になってきます。これから受験される方にはショックな話かもしれませんが、それが現実です。しかし、勉強しないと申告書も作れません。これらの受験では勉強しないことは実務の中で吸収していくしかありません。私も相続案件は数えるほどしか実績はありませんので、数多くこなしている先輩税理士に教えていただくことがよくあります。

 1年目はレギュラーコースで受講しました。授業を聞いてトレーニングを解いて、月に1回の答練、そして指示された理論の暗記の繰り返しでした。途中から市販教材の財産評価問題集もやりました。このように勉強を進めていましたが、年明け過ぎから前に勉強したことを忘れて実力テストで解けないということが出てきました。講師のアドバイスもあり、市販教材の個別計算問題集を解きながら忘れている論点のフォローをしました。

 直前期に入り理論ランク表を渡されてビックリ!理論ドクターが暗記理論に入っているではないですか!法人税では考えられないことですが・・・そこからが理論暗記の大変なところです。相続税の理論の始まりは、「相続又は遺贈により財産を取得・・・」が多いのですが、これがかえって理論を忘れたときに困りました。皆さんも経験があると思いますが、一度覚えた理論を忘れても、理論の頭が出てくれば後は概ね書けますよね。それが相続税の場合は出だしがほぼ同じなので苦労しました。相続税の理論は長いこともあり暗記には苦労しましたが、本試験にはAランクとBランク5題程度しかもって行けなかったと思います。

 1年空いて2回目の受験は、年内完結+上級コースで受講しました。1年間のプランクがあったのですが、受講相談に行ったとき、「ブランクがあるものの受験レベルまで達していたのであれば年内完結コースにするべき。レギュラーだと余裕があり伸びないのでは?」とアドバイスされ、年内完結コースも週2回だったため年内完結コースを受講しました。

 一度受講、受験経験があるとはいえ、授業の進度は速いため復習が大変でした。また、この年は法人税を受験し合格の手ごたえがあった年だったため、同じように勉強すれば相続税も合格できると思い、最初から習った理論は暗記し、適度に見直すようにし忘れないように気をつけていました。特に年明けの上級コースからは、予告理論は暗記し、終わったら次の理論暗記とともに再度確認するようにし、何度も目を通すようにしました。計算のほうはトレーニングと財産評価問題集を中心に解き、上級演習も2回程度は解き直ししていました。

 相続税の理論は1題が長く、理論マスターだけでなく理論ドクターも暗記しなければなりません。理論暗記表はA~Cランクで合計30題ありましたが、結果として24題しか暗記できませんでした。しかし理論が長いということは、ランク表にあがっている1題を完全に暗記しなくても他の理論でカバーできるものがあります。そういうものは優先順位の高いものを暗記し、低いものは暗記理論を応用することとしました。ランク表30題すべて暗記するつもりでしたが最後の最後には講師に相談し、暗記出来ていない理論に順位をつけていただき、出来る限り暗記しました。

 理論のことばかり書きましたが、計算をやっていなかったわけではありません。計算は答練の解きなおしと財産評価問題集を繰り返し解いていました。財産評価以外の論点を答練で間違えたときはトレーニングに戻りました。相続税の計算問題は、解いただけ点数が伸びていく為、勉強していてとても楽しかったです。

 相続税は2回目の受験で合格できましたが、解答解説会ではボーダーより少し上あたりでした。少し不安はありましたが、前年の法人税に続き合格できました。この時点で思ったこと、税法の勉強方法は理論中心ということです。そして理論ランク表は全部覚えるということです。相続税は出来ませんでしたが・・・

 相続税の受験時代に使用していたテキスト等は次のとおりです。

 1年目 TACレギュラーコース テキスト、トレーニング
     TAC個別計算問題集、財産評価問題集
     TAC理論マスター、理論ドクター
     TAC基礎答練、応用答練、的中答練、全答練
 2年目 TAC年内完結コース テキスト、トレーニング
     TAC上級コース   テキスト、トレーニング、上級演習
     TAC財産評価問題集
     TAC理論マスター、理論ドクター
     TAC基礎答練、応用答練、的中答練、全答練、ファイナルチェック

 次回は最後の科目、所得税について書きたいと思います。

2008年9月1日月曜日

私の税理士試験⑥

 今回は消費税について書きたいと思います。最初にお断りしておきますが、消費税法は2回受験して2回とも不合格でした。よって合格体験記ではなく不合格体験記?(そんなのあるの?)になっています。

 法人税と相続税を受験した後、相続税は不合格だとわかっていましたが法人税が微妙だった為、年内で1回転でき、実務でも重要な消費税を年内完結で受講しました。相続税をやり直す選択肢もあったのですが、法人税が不合格だった場合、法人税と相続税の二科目受講することは無理だったことも消費税を選択した理由の一つです。

 消費税は条文数も少ないことから、受験生の多くはTACでいう理論マスターをほぼ暗記してきます。近年は傾向が変わっているようですが、計算は納付税額勝負ということもあったように聞きます。最近は納税義務の判定、基準期間の課税売上高などの計算の前提となる判定の部分が難しくなっており、また変動と転用も出題され、課非判定も迷うようなものを入れてきているため納付税額勝負にはなっていないようです。また、簡易課税の問題も出題されなくなりましたよね。その代わりにマニアックな国等の特例が出たりしているようですが・・・

 事業会社時代を含め実務経験が長いため、消費税の一般的な知識はありましたが、一番苦労したのは理論です。国税の中では一番最近出来た法律であることから、法人税、所得税、相続税と比較すると言い回しが違います。印象としては、「くどい」ということしかありません、あくまでも個人的な感想ですが・・・理論の言い回しになれることが最後までできませんでした。だから理論暗記もなかなか進まないという悪循環に陥っていました。

 続いて計算ですが、こちらは思っていた以上に書くことが多いのが印象でした。この時は法人税と相続税しか勉強したことがありませんでしたが、計算で書く量としては一番多いのではないでしょうか?また計算欄も広いため、自分である程度の目安をつけてレイアウトを決めて解答しなければなりません。

 1年目は年内完結→上級と進みました。(法人税、相続税ともに不合格だったため、法人税上級との掛持ちです)法人税のところでも書きましたが、この年は法人税の理論を全部暗記するつもりだったので、どうしても消費税の勉強時間は少なくなっていました。どちらかというと、法人税の勉強に飽きたら気分転換で消費税という感覚でした。このような感じですから、当然本試験も不合格となりました。

 2年目は9月から相続税の年内完結を受講しながら、法人税と消費税の結果を待っていました。12月の発表で法人税に合格し、相続税一本での受験を考えましたが、年内の相続税の仕上がりもよく、消費税の判定もよかったので年明けから消費税の上級を申し込みし、官報を狙いに行きました。

 相続税は1年間もブランクがあるとはいえ2回目ですし、年内完結からの上級であったため順調に進んでいました。昨年の反省から、消費税の理論暗記時間を確保するようにしながらの二科目受験でした。消費税の理論は全て暗記する意気込みでしたが、相続税の理論暗記とのバランスで実現できず、ABランクとCランク少し程度までで終わってしまいました。(相続税については後日書きます)

 相続税と消費税の受験を終えて、9月からの予定を考えました。実務の中で所得税の必要性を感じていたため、仮に官報でも所得税は勉強しようと思っていましたので、9月からは所得税レギュラーコースを申し込みしました。結果は、、、官報に名前はなく、相続税のみ合格でした。この時点で所得税と消費税の二科目受験を考えましたが、前にも書きましたが条文数が少ない消費税は受験生のレベルも高く、ワンミスでアウトという面もある為、今年で税理士試験最後の年とするために消費税の受験を諦め、所得税1本で官報を目指すこととしました。

 最後になりましたが、消費税の受験時代に使用したテキスト等は次のとおりです。

 1年目 TAC年内完結コース、上級コース テキスト、トレーニング
     TAC上級コース 上級演習
     TAC理論マスター、理論ドクター
     TAC 基礎答練、的中答練、全答練
 2年目 TAC年内完結コース、上級コース テキスト、トレーニング
     TAC上級コース 上級演習
     TAC理論マスター、理論ドクター
     TAC 基礎答練、的中答練、全答練、ファイナルチェック

 最初にお断りしましたが、消費税は合格できなかったため参考にならないかもしれません。次回は相続税について書きたいと思います。